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電波時計(#0313) [デジタル]

今から7~8年前に「電波時計」の存在を知り、試しに購入した。

最初は電波式の中でもっとも安価に流通していたカシオのリストウォッチ(腕時計)を買ったが、そのときオマケでデジタルクロック(目覚まし時計。こちらもカシオ)が付いてきた。
その後、シチズンの電波リストウォッチも買い、さらにはカシオ、シチズンの壁掛け時計も買った。我が家の時計が壊れるたびに、電波時計へと切り替わっていった感じだ。
そのとき、ある壁掛け時計のメーカーが不明だったので、ネットでいろいろと調べたところ、どうやら電波時計というのは、「それほど多くのメーカーが手がけているわけではないらしい」ということがわかった。

ほとんどがセイコー、シチズン、カシオといった日本ブランドで、海外ブランドではエルジンぐらいしか見あたらなかったのだ。もちろん、電波時計はその仕組み上、時刻信号を発信する電波塔がない国では使えないので、「世界中どこでも」というわけにはいかないだろうが、イギリスやアメリカ、中国にも基地局はあるのだから、それらの国の時計があっても良さそうだが…。

ただ、今回調べたのは「日本で普通に売られている」モデルのみなので、日本仕向けの仕様の場合、国産ブランドが多いということなのだろう。エルジンは海外ブランドだが、生産は日本の会社が行っているらしいから、やはりそういうことなのかもしれない。
そもそも、時刻を1秒単位で気にするなんて、日本人ぐらいだろうから、海外では電波時計の需要があまりないのかもしれない。

自分自身は、その日本人の中でも時計の正確性をとくに気にする方だと思っているが、それはそもそも、日本の時計が「もの凄く正確に」作られていて、子供の頃からそれが当たり前だと思って育ってきたからだ。

「時計が正確であるべきだ」というのは、時計を作る側の論理であって、いくら正確な時計があっても、「時間を守るかどうか?」は人間が選択することなので、本来的な時計の存在理由を考えたとき、それほど高い正確性は必要ないのかもしれないが、かつて軍隊において作戦実行前に時計合わせを行ったように、集団行動においては、その正確性が高いレベルで要求される場合もあるだろう。

しかしながら、その「正確性」に対する考え方も国(あるいはメーカー)によって異なるようで、時計のハードとして「クォーツ」が浸透している日本では、さらにシビアになっている。「1秒」にとてもこだわるし、アナログ時計の場合、「針の先と目盛りがピッタリ一致」しなければいけないとされる「価値観」が自然に醸成されている。

ところが、たとえばアメリカの時計ブランド「TIMEX(タイメックス)」などは、「1分間で60回運針する」ことを基準に正確性を評価している。これだと、1秒ごとの間隔が、必ずしも「1/60分」にならない。あるときは1.1秒で秒針が運針し、別のところでは0.9秒で運針するため、目で秒針を追っていても、明らかに等間隔ではないことがわかるぐらいだ。しかし、その代わりに1分ごとの誤差が小さいのか、長期間時刻修正をしなくても数秒しか狂わない。むしろ、電波を受信できなかった電波時計の方が、誤差が出やすいといえるかもしれない。

とはいえ、ちゃんと自動的に時刻修正できるなら、やはり電波時計は便利だ。だから、個人的には「すべての自動車に組み込まれる時計を電波式にすればいい」とさえ考えている。さらに、できればソーラー発電かメモリー電池式(パソコンのようなもの)として、バッテリーに電源を依存しないようなシステムにすればいいと思っている。

と、そんなことを考えているところに、今回の「福島原発事故」があって、改めて「文明のありがたさ」を痛感させられた。

電波時計ユーザーのみならずご存じだろうが、今回の原発事故に際し、福島県内にある時計用の電波基地局が避難命令の対象地域となったため、基地局の業務が停止してしまった。原発から「半径20km以内」だったため、従業員が待避し、近づけなくなったというわけ。

日本の電波時計の基地局は、東北・福島にあるおおたかどや山・標準電波送信所」と、九州の佐賀・福岡の県境にある「はがね山・標準電波送信所」の2か所。

おおたかど山(大鷹鳥谷山)はこのあたり

はがね山(羽金山)はこのあたり

ワタシが住む関東では、当然近い方の福島送信所からの電波を受信して時刻の自動調整が行われるわけだが、その肝心の電波が飛んでこないのだ。もちろん、電波がなくてもそこは日本の時計、そんなに誤差は出ないが、そもそもそれでいいなら電波時計の存在理由って何? ということになる。

現在では、暫定的ではあるものの正確に信号が発信されるようになっており、事故以前の状態に戻っているのでご安心いただきたい。

ちなみに、この電波時計用の電波は、これまでにも何度も停止(停波)しているらしい。今回が初めてではなかったのだ。落雷の可能性があるときはシステムを保護するために、事前に発信を止めることになっているのだ。アンテナに落雷するのだろう。

最近の送信・停波のログはこちら

そうか、そういうことだったのか!
たしかに、原発事故の後、自動受信に設定していても、全然時刻が更新されなかったが、じつはこの症状(というか現象)は以前にもあった。手動で何度か受信させても、なぜか時計が合わないということがあったのだ。それはこの「停波」のためだったのか…。

と、妙に納得した後、そのありがたみを改めて認識した。われわれユーザーは「自動的に時刻修正してくれる」という恩恵を無意識に受けているだけだが、そのために正確な電波を送る必要があり、その正確性を確保するために働いているスタッフがいるのだ。現在でも避難区域に指定されている「おおたかどや山・送信所」(富岡町、浪江町から西に約20kmの場所にある)に、スタッフがどのような形で出入りしているかは不明だが、おそらく、だれかしらが何かしらの方法で定期的に「出勤」しているのだろう。被爆の危険性に曝されながら。

もし、現在の状態が長期間続くなら、電波送信所の移転も考えなければいけないのかもしれない。われわれが「電波時計の恩恵」を受け続けるために。

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アタック25(#0312) [テレビ番組]

先日、CSで「クイズダービー」という懐かしい番組を見た。

クイズダービーは30年ほど前のクイズ番組。大橋巨泉を司会者に据え、はらたいら、竹下景子などのレギュラー陣と、準レギュラー、ゲストを組み合わせた5人の解答者がクイズに答えるという番組だ。

当時、「視聴者参加型」のクイズ番組はたくさんあったが、クイズダービーの場合、出演する一般人は解答者席に座るのではなく、「だれが正解を出すか?」に持ち点数を賭けるという役回りになっていて、その設定がとても新鮮だった。「一般人が頑張ったとしても、賞金を獲得できるワケではない」という、何となく「肩すかし」感があるところが魅力的だったのである。

何しろ、当時の視聴者参加型のクイズ番組は、「クイズタイムショック」「クイズグランプリ」など、「とても記憶力のいい人か、たくさん勉強してきた人」しか賞金や賞品を獲得できないものが多く、こういうクイズ番組の場合、最初は「へ~、凄いね、この人」なんて感心して見てはいるものの、そのうち、あまりにもアタマのいい解答者が登場すると、何だかムカついてきたりして、そのころには「飽きられる」というパターンが多かったのだ。

とまあ、クイズダービーを見ながらそんなことを考えていた。最近は、視聴者参加型のクイズ番組が少なくなったが、過去を遡ると、そういう経緯があったのだなぁ、と。

しかし、だからといって、タレントが解答するクイズ番組が多すぎる現在はどうなんだろうか? 圧倒的に多すぎて「気持ち悪いぐらい」だ。

一説によると、芸能プロダクション側からの「一度にたくさんのタレントを出演させたい」という要望に答えるのが目的とも。クイズ番組のほとんどはスタジオ収録なので、ロケ代が浮くとか、テレビ局サイドの経費的な都合もあると聞く。出題用の取材や録画はもちろんロケで行うが、タレントが移動するより制作プロのスタッフが移動する方が、はるかに安く上がるからだ。

でも、もし「制作費」を削減したいなら、一般人をスタジオに呼んだ方がよっぽど安く済むのではないだろうか? 今なら、その方が視聴率が取れるような気がする。

何しろ、タレントが出るクイズ番組は「ウケ狙い」の解答が多く、個人的には、アレはクイズ番組として成立していないと思うのだ。「解答を出すつもりのないヤツ」が、その収録日の朝、スタジオに向かう風景を想像するだけで、怒りが込み上げてくる。

「どうハズせばウケるかな?」

と、きっとスタジオへの移動中、ずっと考えているに違いないのだ。

「正解を目指さないクイズ番組」はクイズ番組ではない。だから、出演者の中に芸人が何人かいる場合、そういうクイズ番組は絶対に見ないことにしている。絶対に、初めから「ハズす」ことを目指しているに違いないからだ。

とまあ、クイズダービーを見ながらそんなことを考えていたとき、「そうだ、アタック25があったじゃないか!」と思いついたのだ。
今年で36年になるという「パネルクイズ アタック25」は、当時からマニアックなクイズ番組として認識されていたような気がする。
何しろ、放送が日曜の昼頃(当時)だから、わざわざ「家でクイズ番組を見よう」と思わない限り、ほとんど見落としてしまうのだ。

放送開始時、小学生だったこともあって、数回は見たが、中学に入って部活を始めた途端、まったく見なくなった。その後、年齢を重ねるうちに、ますます「外向き」のレジャーが増えるにつけ、「もし日曜の昼に在宅しているときは寝ているに決まっている」という状況となり、たまに「アタック25」が画面に映っていると、「これ、まだやってたのか!」と驚いたりしたものだ。

「アタック25」についての説明は不要だと思うが、あの番組の面白さは「オセロゲーム」の要素を取り入れることで、「大どんでん返し」が起きる可能性を秘めているということだろう。たしかに「物識り」の人たちが出場しているが、「だからといって勝てないから」面白いのだ。このあたりは、クイズダービーに通ずるところがある。

ということで、やはり、これからのクイズ番組では、「シロウトを出場させる」というのが面白いのではないだろうか。クイズの形態を工夫して「物識りだけの番組」にならないようにすればいい。いろいろな人を出場させ、賞金や賞品を持って帰ってもらう。視聴率が取れればCMもつくし、賞品の確保にも困らないだろう。要するに、見ている人たちが「わたしも出たい」と思える番組にすればいいのだ。

これなら、たくさんの芸人が出る「だれが来ても同じ」なクイズ番組よりも、よっぽど面白いに決まっている。

それで、どうせやるなら、今どきならば「東北地方」で収録したり、出場者を募ったりしてほしいと思う。公開収録のクイズ番組というのも面白いかも?

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VHSのありがたみ(#0311) [デジタル]

今日、突然「HDDレコーダー」のHDDが読み込み不能になった。

もう5年も前のモデルということで、そろそろHDDも寿命かな? なんて思っていたので、
わりと諦めは早かったが、しかし、DVDに保存し損なった番組があるにはあった…。

たしかに「前兆」はあった。それも何度も。
DVDへのダビング時にエラーが出たり、ダビング中にフリーズしたり、
録画中に、突然、電源が落ちたりすることも…。

しかし、それでも「再フォーマット」の憂き目だけは何とか回避してきた。
再起動を繰り返したり、不要ファイルの削除の方法を変えたりすることで、
だましだまし使ってこられたからだ。

ところが今回は、まったくHDDの内容が表示されなくなった。
システム上では「録画可能時間:0分」「番組リスト:録画された番組はありません」。
これでは、悪あがきのしようもない。
3回ほど再起動しても何も改善されなかったので、パソコン以外では初体験となる
「HDD再フォーマット」を決意。

こんなとき、「VHSテープだったらよかったのに」と思ったりする。
VHSは放送中に録画し、放送終了後に、確実に映像が保存される。
しかし、HDDレコーダーでは、録画中に機械がダウンすることもあれば、DVDにダビングするときに失敗して、番組データを勝手に消去してしまうこともある。
しかも、最悪の場合、一度、保存してファイナライズしたDVDを読み取り不能にすることもあるのだ。
市販のDVDでそういう経験はないが、VRモードの自作DVDなら、他社製のレコーダーでファイナライズされたものであっても、「DVDクラッシュ」は起こりうるのではないだろうか?

ちなみに、ウチのレコーダーは東芝製だが、購入当時は「放送中にDVDダイレクト録画」が可能だったのに、ソフトウェアのアップデートでその機能がなくなり、すべて「一度HDDに録画してから」DVDにダビングする方式に変わった。
しかもコレ、「任意」ではない。放送波によるダウンロードで、勝手にそういう仕様に変更されてしまったのだ。ある日、電源を入れたらそういう仕様になっていたというわけ。
つまり、それほどまでにDVDへのダビングにはリスクがあるということなのだろう。
メーカーが、ユーザーの許可を得ずに仕様を変更してまで「ダイレクト録画」をさせないようにしたのだから。

とはいえ、だからといって、ダイレクト録画できるVHSに回帰するつもりはない。
VHSはかさばるし、頭出しにも時間がかかるし…。
それに、パソコンや自動車内でDVDを鑑賞できるよう、自分の視聴環境を
構築してしまったので、今さらVHSというわけにも…。

そこで、ワタシの希望としては、ワンセグ携帯電話にも見られるような、「シリコンメディアへの直接録画」が可能なレコーダーを、どんどん普及させてほしい。
シリコンメディアなら、コピーコントロール(著作権保護)の問題さえクリアできれば、必ずやDVDはもちろん、ブルーレイよりもユーティリティの高い記録メディアになりうる。「SDメモリーカード」とブルーレイディスクの容量はほとんど変わらないし。

ただ、容量あたりの価格が高いのがネックではある。とはいえ、DVDやCD、ブルーレイなどの5インチディスクに比べれば、使用している石油原料の量はかなり少ないから、これらのディスクを作ることをヤメて、設備や資源をシリコンメディア製造に投入すれば、自ずとコストは下がっていくのではないだろうか。

5インチディスクは、今となってはデカいし、記録面がむき出しなので、キズやゴミは付くし触るのに気を遣うし…。
ブルーレイディスクが登場したばかりではあるが、できればなるべく早く、5インチディスクの時代は終わってほしいと思う。

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生食用(#0310) [ニュース]

ユッケが大事件になっている。

「焼き肉屋に行けば必ず注文する」のがユッケで、自分でもこれまでにおそらく100回以上は食していると思うが、アタらなかったのは運が良かったということなのかもしれない。ユッケではなく、さくら肉(馬刺し)では一度、食中毒になったけど…。

これまで、たくさんの食中毒事件をニュースで見てきたが、ユッケは初めてだ。
というか、やはり焼き肉屋の社長も油断していたように、「牛肉がらみ」での食中毒は、ほとんど起きないと思われていたフシがあったので、衝撃が大きかったのかもしれない。
しかし、今後は「牛肉でも死ぬことがある」と、ユッケ好きは覚悟しなければいけない。このまま制度や法律が変わらなければ、「社長」の言う通りになるだろう。

その制度や法律に関しては、どうやら「厚労省が世間を甘く見ていた」といえそうだ。

牛肉の「生食用」の定義や認定基準について、われわれシロウトはもちろん、食肉関係者でさえ、キッチリと把握しているわけではなかったのが実情だ。
食品を提供している側(業者)を、今の時代は「性善説」で捉えるわけにはいかないことぐらい、常識人ならわかるはずだ。産地偽装やブランド偽装は今でもリアルタイムで行われていて、厚労省だって、それらを見て見ぬふりをしているに違いないのだから。
だから、「ちゃんと検査して出しているはずだ」などと考える方がおかしい。しっかり監視してもらわないとね。これも、役所の「不作為」にあたるだろうな。

それで、対する善意の第三者である「世間」はというと、やれ「基準を厳しくしろ」とか「新しい制度を作れ」とか言っている。
そんな批判の中には、「魚介類はちゃんと管理されているのに…」という論調の意見もある。ホントだろうか?

たしかに、厚労省が定める、魚介類を生食用として流通させるための基準というのは存在するらしい。リンクは張れないので、厚労省のHPからPDFダウンロードして閲覧してみるといい。

それによると、「調理場の環境」だとか、「消毒」だの「細菌検査」だの、いろいろと細かく決められているようだ。見た目にはちゃんとした認定基準があるように思える。

しかし、その文面の中に原料用鮮魚介類は,鮮度が良好なものでなければならないというようなことが書いてある。これがかなり笑える。というか、「怒れる」。
そう、これは努力基準でしかないのだ。いわゆる「ベスト・エフォート」だ。食材を調達した本人が、「可能な限り新鮮な素材を持ってきました」と主張すれば、どんなものでも、「新鮮な食材」として流通させていいことになっているのだ。

もちろん、冷凍してしまえば、食中毒を起こすリスクは小さくなるので、何年経っても「新鮮」と言い張ることはできるため、それを考慮して、厚労省でも「生の魚介類」と「冷凍の魚介類」では異なる規定を設けて対応しているが、その「入り口」、つまり仕入れの段階で、どんな食材を持ってくるかに関して、何ら技術的・数値的基準はなく、「新鮮な食材を使う」よう促しているだけとは呆れる。だから、役所としては冷凍モノを分けて扱っているつもりでも、業者が外国から持ってきた冷凍魚介類を解凍して「昨日水揚げされた新鮮な魚」と言い張ったら、それがそのまま流通することになるわけで、そう、魚介類だって、ちゃんと管理されているとは言えそうにないわけだ。

こんな状況では、もし今回のユッケ事件をきっかけに、魚介類用の規定を食肉用に適用するように法律や制度を変えたとしても、その規定の「精神」について論じられなければ、まったく意味のないものになってしまう可能性は高い。この場合の精神はもちろん「食材を口にした人の健康を損なわない」という大前提の安全性を確保する理念だ。

もし、「生食用の牛肉」をちゃんとした形で流通させたいなら、食肉問屋や販売店を免許制にするとかして、より「監視の目」が届くような仕組みを作るべきなのかとは思うが、その前に、もうちょっと厚労省に「監督官庁としての危機感」を持って欲しいと思う。
会見を見ていると、まるで「他人事」のようで、自分たちにはまったく落ち度がないかのように振る舞っているではないか。

これからは、生肉はまず、厚労省の職員に「毒味」してもらうようにしよう。そうでもしないと、彼らに危機感を感じてもらうことはできないのかもしれない。

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小鳩くるみ会(#0309) [テレビ番組]

CS放送で「月光仮面」を見た。

シロクロの相当古い番組なので、30代以前の人は知らないかもしれない。
子供の頃に、何度か「再放送」を見た記憶はあるが、内容はまったく憶えていないし……。

で、実は月光仮面のことなんか、どうでもよくて、そんなことよりも気になったのが、
主題歌の紹介のところでチラッと出てきた「小鳩くるみ会」。
ファンクラブや後援会ではなく、合唱隊らしき存在だ。

主題歌:「月光仮面は誰でしょう」
歌:近藤よし子、小鳩くるみ会
作詞:川内康範

作詞家の川内康範は、森進一の「おふくろさん」を書いた人で、その騒動でご記憶の方も多いだろうが、まさか子供番組の主題歌まで手がけていたとは。昭和33~34年の活劇なので、大人も子供もなかったのだろうか。
個人的には「♪月光仮面のおじさんは~♪」というくだりが子供の頃から気になっていた。ヒーローが「おじさん」でいいのか?
川内さんは、その他、多くの作品を世に送り出しているので、気になる人は「かわうちこうはん」で調べてみてね。

それはともかく、「小鳩くるみ会」である。
「小鳩くるみ」という人物は、天才少女歌手として、わずか3歳でデビューし、その後、声優や司会者などを経て、現在は大学教授を務めているらしい。小学生テレビ番組の司会をやったというから、今なら芦名愛菜か?

ワタシが彼女の名を知ったのは「アタックNo.1」(昭和43~45年)というバレーボールを題材にした少女スポコンアニメの主題歌を歌い、主人公「鮎原こずえ」の声アテを担当していたことによる。
しかし、彼女の「それ以前」については、子供のワタシにとってはどうでもいいことだった。

ところが今回、「小鳩くるみ会」の存在を知り、情報を集めてみて驚いた。
月光仮面は昭和33年から放送されていたが、その時点では、昭和23年生まれである小鳩くるみは弱冠10歳。わずか10歳だったにもかかわらず、自分の名前を冠したコーラスグループだか合唱隊を持っていたということに衝撃を受けたわけだ。

いくら天才少女でも……。

当時、テレビ番組の主題歌をコーラスグループが歌うことは多かったし、少年(または少女、あるいは混声)合唱隊も数多く存在した(らしい)。
われわれの世代では、コロムビアゆりかご会や、東京少年少女合唱隊が有名だったが、その多くは「レコード会社」の専属歌手として結成され運営されていた。今でもその流れを汲んでいるだろう。

「小鳩くるみ会」も別名を「キング小鳩会」というらしいので、おそらくキングレコードとの関係があったのだろう。有名な少女歌手の名前を冠することで、知名度と説得力を高めようとしたのかもしれない。

ただし、小鳩くるみ本人は、キングではなくビクターの専属歌手(現在も)だ。その点が解せない。それに、自分の名前の合唱隊があるのに、なぜ月光仮面のメイン歌手が「近藤よし子」だったのかも気になる。

当時、レコード会社各社の間には、力関係というか、会社によっては従属関係があったりして、完全なライバル企業ではない場合もある。そのあたりの事情が話を複雑にしているのかもしれないが、ネットでそれらの情報を調べた限りでは、「小鳩くるみ会」の設立その他の経緯にかかわる情報は出てこなかった。

昭和30年代の歌手や子役、合唱隊などに詳しいサイトはたくさんあったが、残念ながら「小鳩くるみ会」のことは、結局ほとんどわからなかったのだ。残念……。

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